青森市市民後見人養成研修

1月26日(火)より、青森市の市民後見人養成研修が始まりました。

青森市での市民後見人養成研修は、これが２回目となります。

２期目となる今回の受講生は計34名で、初日には全員が参加されました。

この日はまず、青森市高齢者支援課課長から、

「同じ市民としての目線での後見活動を期待している」等、

挨拶をいただきました。

その後は早速講義に入り、「成年後見制度の概論」を

山本鉄也弁護士(青い森法律事務所)に講師をしていただきました。

講義の中では、より成年後見制度を理解するため、簡単な事例検討を行いました。

受講生のみなさんは率先して自分の意見を発表し、

「代理と委任の違いは？」「代理権の付与は具体的にはどうするのか？」といった法律に関する質問もあがり、

積極的に参加する姿勢が見られました。

午後には、受講生のみなさんの自己紹介の時間を設けました。

みんなで「なぜ研修を受講しようと思ったのか」を発表しあうことで、

初日にも関わらず、打ち解けた雰囲気となりました。

その後は「成年後見制度を取りまく関係諸制度の基礎」として、

年金制度や生活保護制度等、後見人等を担う際に必要となる知識を身につけました。