青森市市民後見人養成研修(3日目)
2月16日(火)に、青森市市民後見人養成研修の3日目が行われました。
ちなみに、2月9日(火)に2日目が行われたのですが、
私が不在であったため 3日目のレポートとなります。
この日は、まず午前中に、
天野高志弁護士(天野法律事務所)を講師でお招きし、
「高齢者虐待(防止法)」と「障害者虐待(防止法)」について
学びました。
虐待の種類や、虐待と思われることを発見した時には必ず通報すること、また、後見人として虐待にどのように関わるか等も講義していただきました。
「虐待」というと、どうしても「身体的虐待」や「経済的虐待」の
イメージがありますが、それ以外のネグレクトや性的虐待、
心理的虐待の発見の難しさ等についても教えていただきました。
⇐天野弁護士
午後からは、山本鉄也弁護士(青い森法律事務所)に講師をしていただき、
「家族法」「財産法」「任意後見制度」について学びました。
成年後見制度に関する基本的な知識の振り返りもしながら、
ここでは主に「親族」「親等」について、そして「相続」に関することを学びました。
専門的な知識となり、少々難しい分野ですが、受講生のみなさんは真剣に受講していました。
その後は「市民後見概論」の講義でした。
グループになり、鹿内葵(あおい森ねっと)を講師に、
「専門職後見人」とは違う「第三者後見人」に求められていること、また、市民後見人が活動するために必要なバックアップ体制について学びました。
受講生からは、青森市という地域の課題について
真剣に考え、どうしたら市民後見人として活動できるのか等の具体的な質問もあがり、非常に盛り上がりました。
午前中のふり返りのためのちょっとした事例検討も
ありました。