成年後見制度に関する研修会②
こんにちは、あおい森ねっとです
さて、間が空きますが、次回は12月3日(土)です。
最近また寒くなり、
今日は雪がちらついている弘前です…
まだまだ積もる様子はありませんが。
さて、先日開催した「成年後見制度に関する研修会」の
第2回の様子をお伝えします
「成年後見制度に関する研修会」の2日目を開催いたしました。
この日の参加は18名と、やや少なめでしたが、
グループワークを行う等、とても盛り上がりました。
最初の講義は
「地域福祉と権利擁護」です。
テキストを使いながら、社会福祉法や
「日常生活自立支援事業」について学びました。
地域福祉では、住民が主体となる原則があること、
成年後見制度と日常生活自立支援事業の違いについて学びました。
2つ目の講義は、「権利擁護支援の基本」です。
グループワークを行いました。
グループのメンバーの自己紹介の後、
「自立」と「自律」の違いは何か?「支援」とは何か?について
グループで意見を出し合いました。
権利の主体は、本人であること。
このことを再確認した上で、
今年の24時間テレビの裏番組として
反響があったNHKの「バリバラ」を見る等して、
権利擁護と支援について学びました。
そのために、成年後見制度や法人後見をとおして何ができるのか。
とても深い時間になったのではないでしょうか。
3つ目の講義は、「意思決定支援と権利擁護」です。
2つ目の講義に引き続き、鹿内が担当しました。
ここでは、ジェニー・ハッチというアメリカの障害をもつ少女の事例について、
事例検討を行いました。
ジェニー・ハッチ本人の意思の尊重のために、
どのような支援が後見人としてできるのか、
それぞれのグループで考えました。
また、それ以外にも、医療同意に関する事例を検討しました。
医療同意の事例では、胃ろうをつくることを医師から提案されたらどうするか、
本人が入所している施設で、胃ろうの管理をするのが難しいと言われたらどうするか
・・・等々、検討しました。
最後の4つ目の講義は「虐待防止と権利擁護」です。 ↓天野先生の講義の様子↓
弁護士の天野高志先生に講師を依頼しました。
高齢者虐待防止法と障害者虐待防止法について
虐待の発見者には通報する義務があり、
発見したときはどこに通報するのか等を
教えていただきました。
また、超高齢社会となっている現代においては、
養護者もまた高齢である場合や、
高齢になった親が障がいのある子どもと暮らしていることもある等、
実情についても教えていただきました。
参加者のみなさんからいただいたアンケートはコチラ⇒11月12日アンケート集計結果(※pdfファイルです)
さて、間が空きますが、次回は12月3日(土)です。
会場は同じくホテルニューキャッスルで行います。
詳細やお申し込みについては、
あおい森ねっとのホームページをご覧ください⇒あおい森ねっとのホームページ